自分の悩みは思ったより小さい説
タイトルの通りですが、これを日常動作である「ため息」から検証しましょう。
悩んでいるとき、つらいとき自然と「ため息」がでませんか?
よく「ため息をすると幸せが逃げるよ」なんて言われますが、
それは悩んでいるときの幸せと対極にいることを揶揄した表現だと思います。
では問題のこの「ため息」を自分が可能な限り、思いっきりやってみましょう。
思いっきり空気を吸って、思いっきり空気を吐く。
幸せを吹き飛ばすがごとく、ネガティブな気持ちで吐く。
するとどうでしょう。
意外と大きいため息ってつけないと思いませんか?
どんなに空気を吸い込んでも、ネガティブに吐くときの時間や空気量は
思ったより小さくありませんか?
そうなんです。ため息は大きくできないんです。
つまり悩みやつらいときにため息は自然と出るとは思いますが、
その大きさは決して大きくないんです。
それは悩みやつらいことが大きくないことに他なりません。
というよりは悩みやつらいことは自分の身体は大きいと認識していません。
ため息を大きくできないことが証明しているのです。